すべての問題には解決法がある ケーススタディ3
- 2024.10.30
- すべての問題には解決法がある
- カウンセリング、フラクタル心理学大阪, すべての問題には解決法がある,一色真宇
こんにちは、カウンセラーmichicoです
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すべての問題には解決法がある の本から
フラクタル心理学について理解を深めていきたいと思います。
番外編 ケーススタディ
すべての問題には解決法がある の番外編です。
~ケーススタディ~
相談者:Jさん(45歳 自営業 男性)
・現在の家族 妻・第一子長男・第二子次男、第三子長女
・元の家族 父・母・兄(ギャンブル好き)・妹(看護師)
内容は・・・
Jさんは、頼まれるとノーと言えない。両親は兄ばかりかわいがっている。両親を手伝っているのに自分が認められない。息子(次男)と上手くいかず喧嘩ばかり。人生いいことなんてない、生きる意味がわからなくなっている。
以上の悩みがあるJさんです。
前回は、兄弟は自分の深層意識そのもので、自分が選択しなかったことをしている。
の説明でした。
この現象は、大いに参考になるし、自分が気が付かない点を知れる見方ですね。
妹に腹がたつ・・兄弟仲が悪い・・
何故そう感じるのか? を考えるいい方法ですね。
まさか、兄弟が自分の深層意識で、また自分が選ばなかった生き方だ!なんて!!ねぇ。
そして、兄弟って、最強のライバルなんですよね。
親を取り合う、最強のライバル。
あいつが得してる・・・こいつがひいきされている・・僕にはそんなことしてもらえない
私は酷い扱いされる・・とか。
そして、誰もが誰かの子供で。
赤ちゃんとして、生まれる。
そして、誰かの手によって育てられて大きくなる。
誰にも、育ててもらえないと・・・この世に生き続けていられない。
つまり、ある程度大人になって存在しているということは。
必ず赤ちゃんの時があって、人の手で世話をされてきたって事なんですね。
そして、この点については、普遍的なことなんですよね。
大人として生まれて、子供になるは絶対ないんですよね。
皆、赤ちゃんだったんだねっ。
さて、今回はなぜJさんがなぜ、無理をしてまでも親を助けているのか?です。
当たり前じゃないですか!
親なんですから!
であれば、親は兄よりJさんを大切にするはずなんですよね。
ここの矛盾・・・何故だろう?
こんな矛盾がでてきたら、そこがどうやら? 何かある?って事なんですね。
するとJさんが思い出すんです
「・・・こないだ、多大な負債ができてしまって、なんとかしないといけない時、兄は遊びまわっていて、両親は私になんとかして欲しいというのです。それで、私は走り回ってなんとか解決をしたんです。でも両親は私を褒めてくれませんでした。そして、私が兄の悪口を言うと、やっぱり兄をかばうんです。悔しくて悔しくて・・・」
えっつ?
なんで、家の為に走り回って、どうにか解決してくれたJさんに対して褒めないで、
遊びまわっている兄を悪くいうと・・・逆に 両親が兄をかばうって?????
ここですよ。
ここ。
矛盾だよねぇ。
自分の中にもし矛盾を感じるなら???どうやら・・・問題点なんですね。
こんなに認めてもらえないのに、いつまでも両親の所にいるのは何故?なんです。
さっさと、別の仕事を探せばいいものを・・
なぜ?そんなに両親の元にこだわるのか。
すると。カウンセラーが
「・・どうやら、強迫観念になっているようですね」って。
意味:考えまいとしても脳裏に浮かび、自分の意志では払いのけることのできない観念。
そして続けて
「・・・そうする以外生きる道がない、と感じていらっしゃるようですね。・・・
そんな場合・・・・
何かとても大きな失敗か、何かがあって、親に嫌われたと感じたか、親が知ったら自分を必ず嫌うと感じているか。そう考えられます。」
そして、何があったのか?を誘導瞑想で導き出します。
どうしても、普通に考えて思い出そうとしても思い出せないのです。
なぜって?
それぐらいショックを受けた事なので、本人が奥の奥へおいやって蓋をしてしまってしまったせいです。
もう思い出したくない。そんな自分は嫌だ・・・ですね。
私も、今少し思い当たることがあるなぁ~
どうして?やめたいのに、やめられないのか?ですね。
まさしく、そうする以外生きる道がないと感じているってことです。
この感覚が非常によくわかる。
わかるなぁ。わかるよぉ。
これってね、大きな罪悪感からきている事だからなんですって。
私の場合は・・・、恥ずかしいのですが、言っちゃうと・・・会社で働くって事です。
会社で働く事について、ものすごく強迫観念があるって、今頃気がついたんです。
ずっと、何故なんだろう?何故だろう?って思っていたんですが・・
もう卒業を目の前にしてるのにねっ!グフッ
話と戻すと。
Jさんの場合は、どんな罪悪感があったのか・・・
それは、小さい頃に絶対してはいけないと両親に言われていた火遊びをして、火事を起こしてしまっていたのです。
兄が、やめろといったのに無視して火遊びをしていて、火事になったんですね。
兄がすぐに両親を呼びにいってくれて、事なきを得たということです。
そして、両親に怒られて、その時の両親の怒りがずっとJさんの頭に残っていて、自分は嫌われているんだと思ったんですね。
そして、辞めろといった兄を、火がでてすぐ呼びに行ってくれた兄を、逆恨みしていたんです。
自分が、してはいけない事をして火事を起こしておいて、両親に嫌われている・・・と自分で決めて。
自分に原因があることを、どうにかごまかす為に、兄を悪者にしたというのです。
素直に、悪かった自分を認めること。
そして、しっかり謝ることなんですね。
素晴らしい、分析ですね。
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