コスモ博士の物理学革命 第6回 回転する時間の輪

コスモ博士の物理学革命 第6回 回転する時間の輪

こんにちは、カウンセラーmichicoです

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前回の、第5回では「夢と現実は同じ仕組みでできている」というお話をしました。

  • 思考=潜在意識=夢
  • 私たちは自分の潜在意識を外側に投影して「現実」と呼んでいる
  • 目の前の人は、自分の潜在意識の投影(人は鏡)

MJはこの理論を頭では理解していました。でも……

「いくら『周りの人は自分の投影』と言っても、やっぱり『あの人と自分は違う』と言いたくなる」

そう正直に書いてありましたね(笑)。

知識でわかることと、心の底から腑に落ちることは、別物ですよね。

 

そして、2004年12月のある日

MJはある人物・Eさんに、ひどく腹を立てていました。

Eさんは100マイル東に住んでいます。MJは自分の部屋でひとり、声に出して怒鳴りました。

「よくもお前の夢につきあわせたな!」

10年ぶりというくらい、激しく怒った瞬間でした。

そのとき、玄関のチャイムが鳴りました。

宅配便でした。

小さな箱を開けると、紙が何枚も入っていて、そこには大きな文字でこう書いてあったのです。

「よくもお前の夢につきあわせたな!」

MJは背筋が凍りつきました。

差出人は、200マイル西に住むWさん。1年以上会っていない人物。怒らせた覚えもない。

東のEさんに向かって怒鳴った言葉と、西のWさんから届いた手紙の言葉が、一字一句同じだったのです。

 

「この世界はどこを見ても、自分の影だ」

この瞬間、MJは確信しました。

「世界はどこを見ても、実は自分の影なのだ」

MJが自分の部屋でひとり、東のEさんを想像して怒鳴った。その思考の量は、まだパラパラの雨のようなもの。

すると、西からバケツの水をかぶせられた。

東に向かって出したエネルギーが、西から返ってきた。

「過去に他人に向かって発したものが、未来の自分に届いてしまった」

これが「時空は回転する輪である」という気づきの瞬間でした。

 

MJはこのとき、かつて読んだ相対性理論の「光子半径上の球面」を思い出します。

光がブラックホールの重力から抜け出せず、くるくると回り続ける空間。

私たちが住んでいるこの世界は、自分から発した光がぐるりと回って戻ってくる空間だった。

つまり、どこを見ても見えるのは自分の後ろ姿。まわりの人たちは、自分が発した自分自身の姿なのです。

 

前回登場した「夫から暴力を受ける妻」の話を覚えていますか?

 

妻が子どもの頃、妹に向けた暴力性。それが時間という輪をぐるりと回って、今度は夫という形で

自分に戻ってきた。

  • 夫とは誰でしょう?
  • 妹とは誰でしょう?

どちらも、自分の潜在意識の中にある「自分」です。

あるときは暴力をふるう夫であり、あるときはいじめられる妹でもある。自分はそのどちらでもある。

 

MJはここで、こんなたとえを使います。

自分の中に赤い砂糖粒500個と、青い砂糖粒500個があるとします。合計1000個。自分の中では混ざり

合って「紫」に見えている。

でも外側の世界には、東に「青だけ」、西に「赤だけ」を投影することができる。

東を見て「あの人はなんて青い(穏やか)人だろう」と思い、西を見て「あの人はなんて

赤い(激しい)人だろう」と思う。

 

でも実は——

東の青も、西の赤も、どちらも自分の中にあったもの。

しかも合計すれば、自分の中のエネルギー量と変わらない。自分が投影しているだけなのに、

まるで外側に別々の大きな存在があるように感じてしまう。これが錯覚の正体です。

 

「あの人は自分勝手だ」と誰かに腹を立てるとき。

「あの人はいつも優しくてうらやましい」とため息をつくとき。

実はそれ、自分の中にある「自分勝手な部分」と「優しくなりたい部分」を、外側の人に投影して

見ているのかもしれません。

カウンセリングの現場でも、これはよく起きます。

「夫が全然わかってくれない」と話してくれる方。でも深く聞いていくと、ご自身も

「わかってほしいけど、わかろうとしていない」という思いが隠れていることがある。

自分が東に出したものが、西から返ってくる。

時間という輪の中で、私たちはずっとそれを繰り返しているのかもしれません。

 

第6回「回転する時間の輪」で学べることを整理するとこうなります。

  • 時空は輪になっている。過去に出したエネルギーは、未来の自分に戻ってくる
  • まわりの人は自分の潜在意識の投影。どこを見ても自分の影
  • 東に出した青も、西から来た赤も、もとは自分の中にあったもの
  • 「人は鏡」の本当の意味は、潜在意識の中のもう一人の自分と相似形ということ

次回は「脳の錯覚から抜け出す」というお話。時空が輪だとわかったMJが、

さらに謎を解いていきます。

過去に誰かに向けて出したもの、あなたはどんなものを投げていましたか?

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