コスモ博士の物理学革命 第7回 回転する時間の輪
- 2026.07.30
- フラクタル心理学
- フラクタル心理学 大阪, フラクタル現象学
こんにちは、カウンセラーmichicoです
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今回は、MJが「錯覚から抜け出すためのルール」を実践していくお話です。
読みながら私は「これ、頭でわかっていても、やるのがいちばん難しいやつだ……」と思いました(笑)。
でもだからこそ、大切なことだと感じています。
前回、MJはこんなルールを立てました。
① 直接感覚で感じたもの → 現実
② 間接的に知ったもの → 現実未満・空想
今回はそこから始まります。
友人から電話がかかってきました。「今、雨が降っているわ。今日のビーチのディナーはやめましょう」と写真まで送ってくれた。
さて、あなたはどうしますか?
おそらく「そうか、やめよう」と判断しますよね。
でも——どうやって確認しましたか?
結局のところ、あなたは「その友人が信頼できるかどうか」で判断しているのです。
でも、その「信頼できる人」も錯覚にはまっているとしたら?
ここがポイントです。
第6回でお伝えしたように、まわりの人は自分の潜在意識の投影。
つまり、自分がすっかり錯覚にはまっているなら、自分が信頼している人だって、錯覚にはまっている
可能性が高い。
誰も悪意があるわけじゃない。ただ、みんなが錯覚の中にいるから、誰も気づかなかった。
「そんなこと言ったら、何も信じられないじゃない!」
そう思いますよね。私も最初そう思いました。
だからこそMJは、感情や常識に頼らない「ルール」が必要だと考えたのです。
錯覚から抜け出すたった一つの方法
MJの答えはシンプルです。
自分の常識や不利益を考えるのをやめて、ルール通りに考える。
私たちはよく、ルールを決めても「でも、そんなはずない」「これは例外」
「自分には当てはまらない」と言って、自分に都合よくルールを破ります。
また、そのルールが自分に不利益になると感じたとたん「そんなルールはもういい」と捨ててしまう。
結局、損得で考える感情的な判断から抜け出せないのです。
これではどれだけ「現実を正しく見よう」と思っても、自分の思い込みの中をぐるぐるするだけ。
錯覚から出るには、自分の感情的な反応を信頼しないこと。これがMJの出した答えでした。
「そんなはずない!」がいちばんの危険信号
ここで私がいちばん刺さったのが、この一文です。
「ルールが自分の常識に合わないと、『えっ、でもそんなばかな』と考えて、ルールを破る」
心理学でも、人は「自分がすでに信じていること」に合う情報だけを集めようとする、という話があります。
これを「確証バイアス」と言います。
「そんなはずない!」と感じる瞬間こそ、実は錯覚の核心に触れているサインかもしれない。
フラクタル心理学のカウンセリングでも、似たことが起きます。
「でも先生、私の場合は違うんです」「それは夫が特別ひどいから」——そういう言葉が出てくるとき、
その「でも」の中に、書き換えるべき潜在意識が隠れていることが多い。
衝撃の展開——「歴史も地形も、現実ではない」
さて、ここからが第7回の最大の驚きポイントです。
MJがルール通りに考え続けると、こんな結論に行き着きます。
「歴史は現実ではない」
「地形(国の形)も現実ではない」
「えっ?どういうこと?」と思いますよね。
でもルールに照らし合わせると、こうなります。
- 歴史を自分の目で直接見た人はいない
- 国の形を自分の目で直接見た人もいない(宇宙飛行士でも全体は見られない)
- つまり、どちらも「間接的に知ったもの」=空想の域
もちろん「歴史は存在する」という常識があります。
でも、ここで感情的な反応に従ってルールを破ったら、また錯覚の中に戻ってしまう。
MJはあえてルール通りに考え続けました。
では「歴史」として見えているものは何なのか?
ここで第5回・第6回の話がつながってきます。
私たちの心の中には、いくつかの「型(パターン)」があります。
その型が外側に投影され、拡大されて見えているものが「歴史」であり「地形」だった。
つまり歴史とは——
「もともと心の中にある型を、外側に映し出したもの」
型には時間的な順番があって、それが地層のように心の中に並んでいる。その地層が外に投影されることで、中世と近代、2つの時代の「相似形」が生まれていた。
時間は一直線ではなく、弧だった。
そして、その弧が、らせんのようにつながって見えるから、私たちは「時間は一直線に流れている」
と錯覚していたというのです。
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