すべての問題には解決法がある 5不安と恐怖はどう作られるか
- 2023.12.30
- こころの進化の6つの階段
- カウンセリング、フラクタル心理学大阪, すべての問題には解決法がある, 一色真宇
こんにちは、カウンセラーmichicoです。
本日から すべての問題には解決法がある の本から
フラクタル心理学について理解を深めていきたいと思います。
第1章
~不安と恐怖はどう作られるか~
相談者:Bさん(21歳 フリーター 女性)
相談内容:自信がない 人見知り 自分から人に声をかけられない
人間関係に不安 漠然とした恐れを感じている
今回Bさんは、以上の相談内容から
フラクタル心理学でカウンセリングを受け、誘導瞑想をして、自分の小さい頃の感情を疑似体験しました。
前回は不安な感情が、どうして恐怖へと移行するのか?について説明しました。
今回は、
自分が恐怖を感じ、外側に敵を作ってから、
その敵と、勇気をもって対峙するようになるまでの心の変化について、ご説明します。
外側に敵を作って、でもそれは自分の深層意識にある思考の投影なだけなのです。
ですが、いつも悪い人自分の周りにあちこちにいることになります。
そして、最初は遠くに悪い人が存在しますが、段々と自分の近くに近づいてきます。
悪い人が遠くに存在するようになる、というのは、例えばテレビで誘拐されるニュースを聞いたり、見たりします。
また友達から、誘拐されそうになった危険な話を聞くようになります。
そして、とうとう実際に危険な体験をするようになるのです。
危険な体験をすると。
やっぱり、悪い人がいた。もしくわ、本当に存在した。となるのです。
そうやって、自分を投影して、悪い人がいるんだわ、と聞いたりみたりしているうちに、それが当たり前の状態になっていきます。
そして、
絶対に!悪い人がいる。
必ず悪い人が、自分の周りにいるんだ!と思うようになります。
そして、何度もそうだ!と確信しているうちに、引き寄せる対象者がいないのに、恐怖を現実化させるようになるのです。
こうなると、自分の中ではどうすることもできません。
悪い人がいて、危害を加えられるのが当たり前となるからです。
そして、この状態になると。
「昨日ね、会社の帰りに、自転車に乗っていたら〇〇されそうになって。自転車から落ちてケガをしたのよ。酷いと思わない?」
「酷いわね。恐い人が多くなったね。私も気を付けないといけない。」
単なる友達との会話に聞こえるのですが、
これも注意しないといけませんね。
同調していると、その思考が少し増えていくのですから。
そして、いつも自分が危害を加えられるので、危害を加える人からどうやって対処したら防げるのか?について考えるようになるのです。
最初は不安の感情だけだったのが、遠くに恐怖の対象を作り、その話を聞くようになり、だんだん近づいてきて、本当に危害を加えられるようになる。
それだけでは終わらず、更にその思考を続けていると、今度は、自動的にその現象が繰り返し起こるようになるんですね。
でも、ご安心下さいね。
そんな状態になって現実的に問題が起きてしまっていても、
フラクタル心理学の手法を使って、解決できるのです。
解決するというのは、現象が起きなくなるという事です。
もし、今このブログを読んでいて
心当たりがあれば、是非一度ご連絡くださいね。
今ある問題をクリアにして、一段階段を登りましょう。
そして、そこから初めて見る景色を見てみませんか?
私がお手伝い致します。
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