なりたい自分になる⑦−2（未来の自分に対する心理）

脳について調べていると、

活用したらいいなぁと思う事が沢山あります。

フラクタル心理学では、必ず脳を成長させる必要性を伝えています。

これからは、脳そのものの働きや仕組みについて紹介致しますね。

心理学者のダン・ギルバードは、

何故人は、未来の自分が後悔する様な事を決断するにか？

その理由の一つに　時間のもつ力に対して

思い違いをしているからだといいます。

私達は、錯覚の中で生きていると

説明しています。

いつも、今の自分は、これから未来に向けて

ほとんど変化することなく、完成した自分であると思う

というのです。

実際に18〜68才の人にアンケートをしたデータから分析したものです。

子供の頃は、分単位で変化していくと感じることが、

年を重ねると、年単位で変化したように感じる

これは当然だと思います。

子供の頃は、初めてのことの方が多いから

いつも脳は刺激を受けている状態ですね。

しかし、年を重ねると、既に知っている、前も見た事

と脳へ刺激がいかなくなる事で起こるのではないかと思います。

また，人はこれからまだまだ変化していく自分を理解できずに、

今まさに自分が完成されている自分であると

勘違いしていて

それを「歴史の終わり幻想」であると説明しています。

面白い言い方ですね。

歴史は続くものです。

でも自分の人生を見る時は

ここで歴史が終わると勘違いするのです。

しかし、実際はちゃんと変化しているんですね。

これから先私は変われないわ、もうこんな年齢になってしまったし‥

もう‥

これは、錯覚なんだってちゃんと気づく事ですね。

そして、まだまだ脳力は上げられるし

まだまだ変化出来るんだ、と理解する事ですね。

そもそも、変われない！と思う事が、幻想なんです。

歴史の終わりの幻想なんですって！

私達は、沢山の勘違いをしてしまっているのですね。

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