すべての問題には解決法がある 2不安と恐怖はどう作られるか

すべての問題には解決法がある 2不安と恐怖はどう作られるか

こんにちは、カウンセラーmichicoです。

 

本日から すべての問題には解決法がある の本から

フラクタル心理学について理解を深めていきたいと思います。

 

第1章

~不安と恐怖はどう作られるか~

相談者:Bさん(21歳 フリーター 女性)

相談内容:自信がない 人見知り 自分から人に声をかけられない

人間関係に不安 漠然とした恐れを感じている

 

 

今回Bさんは、以上の相談内容から

フラクタル心理学でカウンセリングを受け、誘導瞑想をして、自分の小さい頃の感情を疑似体験しました。

 

誘導瞑想の内容は以下のとおりです。

 

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【誘導瞑想の内容】

Bさんは7歳です。

お父さんとお祭りに行っているイメージです。

感情としては、楽しいけれど不安な気持ちがしています。知らない人、知らない場所なので落ち着かないといった状態です。

お父さんは自分のことばかりで、自分(Bさん)に注意を向けていない状態で、Bさんは、お父さんは私の親なんだから 私に注意をいつも向けているべきだと感じています。そして、ちゃんと見ていてくれないから、私が誰かにさらわれてしまうんじゃないかと不安に感じている状態です。

(Bさんがお父さんに言いたい事)

お父さんが自分のことばかり!自分にだけビールを買って飲んでいる事にイライラしていて「わたしには?」と言いたい状態

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以上の誘導瞑想のイメージから、なぜ?Bさんが人が恐いと感じて、

漠然とした不安を持つようになったのかがわかります。

 

すべての問題には解決法があるの書籍のP,28に

分かりやすい図が書かれています。抜粋図1

① 怒りの段階

周りが思い通りにならないので

自分の心の中に怒りが生じる。

怒りで回りが破壊され、さらに

思い通りにならなくなる。

 

② 不安の段階

自分の怒りが手に負えないと感じる

怒りの爆発を恐れて、不安を感じる

不安を感じている間は怒りを感じずに

いられるので、不安に焦点を当てる。

(不安がONになると怒りがOFFになる)

 

③ 恐怖の段階

OFFにした心の中の怒りが外の世界に

現象化(投影)する。不安は恐怖になる。

恐怖を感じている間は、こころの中の怒りは

OFFになり感じられない。

 

④ 勇気の段階

これを重ねるうちに、だんだんと大きな恐怖体験

となる(暴力)。自分が滅びる。

やっと怒りを少しずつONにする。

そして外側の敵(投影された自分)と戦う(勇気)。

 

 

では、Bさんの場合どのような考えから現在の不安につながるかを解説していきます。

 

面白いですね。こんな何でもないイメージだけで、Bさんの問題がわかるのですから。

この点もフラクタル心理学の特徴ですね。

全ては、

「思考は現実化する100%例外なく」

の理論からですね。

どれをとっても不思議な世界はなく、全てに説明がある。

心の物理なんですね。

この点が私が大好きな部分です。

 

フラクタル心理学では、全ての問題の一番最初のスタートは

傲慢・怠慢・無知 であると考えます。

全ての問題はこの3つのどれかであるということです。

この点もスッキリしていて、わかりやすいですね。

上の図1でもわかるように、一番最初の思いは怒りであったはずなのに不安な状態になっていくんです。

つまり、怒りの段階でBさんに出会った時には、攻撃的な人だなぁと感じて、不安の段階で同じBさんに出会った時には、なんだか自信なさげな人だなぁと感じるでしょう。

 

同じBさんなのに、まるで正反対の人間に映るでしょう。

ここがポイントになります。

 

不安そうな人物に映ったとしても、深層意識の中には怒りがあるものだから、どうしても外の世界に投影されてしまいます。

そして、一番最初の怒りと同じ問題を持つ、他人として現象化するというのです。

この仕組みも面白いですね。

自分の怒りを感じずにいるために、不安である自分に焦点を当てる。

 

では、Bさんの場合からそれがなぜなのか?について説明します。

 

Bさんは、お父さんに言いたい事がありました。

(Bさんがお父さんに言いたい事)

お父さんが自分のことばかり!自分にだけビールを買って飲んでいる事にイライラしていて「わたしには?」と言いたい状態

 

自分ばかりで、親のくせに子供の私に注意を払わずけしからん!

私が、誰かにさらわれそうになって、父親を困らせて私の機嫌をとらせてやろう!

と思ったのです。

 

つまり、

一番最初は、お父さんに怒りを感じたわけです。

けしからん!親として私の機嫌をとるのが当たり前だろう!

自分だけビールを飲んで!子供の私にも飲み物を買うべきだろう!

ですね。

ビックリですよね!

 

それだけではなく、親を困らせる方法も考るんです。

その困らせ方が、Bさんの場合は誰かに誘拐されそうになる!

なんです。

一番お父さんが、困ること事ですね。

お父さんは一生後悔するだろうし、お父さんは他の人の責められるかもしれません。

自分が弱いふりをして、一番お父さんを後悔させる方法を簡単に考え出してしまうのですね。

小さくてかわいい女の子が、こんなに凄いことを思っていたのですね。

大人の自分として、小さい子供がそう感じていたとわかったらどう感じますか?

 

そんなことはないわ!そんな酷い事は考えないはず!

ですよね。

 

でも、心の奥底では、どうもそのように考えているようです。

 

アイツのせいで俺ばっかり、こんな思いをしている・・・

あの人〇〇をしないから、私がすることになっている・・・

あの人は、私ばかりをいじめる・・・

 

自分に被害者意識があると感じたら!

 

チャンスなんですね!チャンスです!

是非カウンセリングを受けてくださいね。

私がお手伝いいたします。

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