すべての問題には解決法がある 1 人は、自分を特別だと思っている

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こんにちは、カウンセラーmichicoです。

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すべての問題には解決法がある の本から

フラクタル心理学について理解を深めていきたいと思います。

 

第6章

~人は、自分を特別だと思っている~

相談者:Fさん(33歳 アルバイト 女性)

この章は他の章と違って、実際の講座での会話から問題指摘し解決した事が書かれています。

 

必ず出てくる話ですが、自分は親に愛されていましたか?という問いに対して

『確かに愛してはくれたんだろうけど・・・あの時私を否定したんですよね。そして酷い事を言われて未だに心に傷があるんです。酷い親だなって思います』

愛してはくれたんだろうけど・・充分にはって感じなんでしょうね。

 

親に愛されたと信じたくないのではないですか?という問いに対して

信じたいですよ・・・でも実際は違っていたので・・

 

これって、よく聞くことではないでしょうか?

信じたいけど・・・本当は違うからそれは信じ難いということです。

 

私もそうだった気がします。

特に父に対しては・・・。

 

この章では、どうして、その様に思うようになるのか?ということについて解説されています。

 

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例えば・・・Fさんが、

ある有名な男性の人が、街中でFさんを見てずっと会いたいと思って探していた。

そして、人づてに探しあてた!ということを友達から聞くんです。

そしたら貴方は、その話をを信じるかどうか?ということです。

 

Fさんは、もう嬉しくて信じるんだそうです。

 

よく考えたら、その有名人については全く知らない人なのに、

テレビの中で見るだけの人なのにですね。

有名人で特別な人が、私を気に入ってくれた!!特別な人だから、嬉しくて、あやふやな情報であっても信じたい、信じるというのです。

信じるというより、信じたいというのです。

 

よく考えてみてくださいね。

 

最初にFさんに質問した時、

親に愛されたと信じたくないのではないですか?という問いに対して

信じたいですよ・・・でも実際は違っていたので・・。でした。

 

今度は、

有名人で特別な人が、私を気に入ってくれた!!特別な人だから、嬉しくて、あやふやな情報であっても信じたい、信じるというのです。

信じるというより、信じたいというのです。

 

 

次に、

もしその有名人の男性がFさんを愛しているとして、自分の思い通りに愛してくれなかった場合、『愛してくれなかった』と思って、彼から去りますか?

と質問されます。すると

自分を愛してくれている人が有名人で、特別の人なので、相手に合わせて頑張ります。

と答えます。

 

つまり、自分が相手に合わせて、気に入られるように努力をするというのです。

 

では、今度は、自分が親に対して基準を合わせてみたらどうですか?と問うと・・

それは・・・ちょっと・・・そんな気になれません。となります。

 

有名人の男性には、相手に気に入られるように努力をするのは惜しまないけれど。

自分の親には、気に入られるように努力をするのは嫌だというのです。

 

そして今度は、

有名人の男性が、Fさんに気に入られるように努力すると思うかどうか?っと質問をすると・・・

 

「いやぁ、向こうは合わせないでしょうね。向こうは人気者で私みたいな人は掃いて捨てるほどいるでしょうね」

 

これは、有名人の男性は特別な人で、自分は平凡な人だから・・・という事ですね。

有名人の男性は特別で、自分は平凡だから、してくれて当たり前と思うだろうという事ですね。

 

よく、考えてみて下さいね。

 

有名人の男性は特別で、自分は平凡だから、してくれて当たり前ということですね。

 

特別な人だから、自分を優先すべきと思っている。

 

特別な人だから、何かやってくれてもそれが当たり前の事だと思っている。

 

特別な人だから、もっとやってくれないのは、自分を愛していない事だと思っている。

 

有名人の男性が特別な人で、自分が平凡だから・・・

 

これを入れ替えてみましょう。

特別なのは自分自身(Fさん)で、平凡なのは親

 

Fさんは特別で、親は平凡だから、してくれて当たり前ということ。

 

Fさんは自分を、特別な人だと思っているから、自分を優先すべきと思っている。

 

Fさんは特別な人だから、親が何かやってくれてもそれが当たり前の事だと思っている。

 

Fさんは特別な人だから、親がもっとやってくれないのは、自分を愛していない事だと思っている。

 

これを読んで、何か気づきませんか?

 

親の愛を、信じられない、信じたくない・・・と思っているとしたら。

どうも、自分は特別な人間で、親は平凡な人で。

だから特別な自分の為に、親が自分に対して色々としてくれることは当たり前の事であると、思ってしまうのですね。

 

今回の章の題名どおり

人は、自分を特別だと思っている

から、そう思ってしますのですね。

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