こころの進化の6つの階段　34ー第33章①

こんにちは、カウンセラーmichicoです。

最近何度か読む事で、とても面白いなぁと感じているので、

この本について、ご紹介致しますね。

一色先生のブログにそのまま文章が載っています。

気づきの点は、様々だと思います。

興味が湧いたら、是非購入して読んでみて下さいね〜

こころの進化の6つの階段

第33章　空間と時間のつくりかた　①

この章に書かれている嘘に関しての例を読んで。

新ためて、私は人の思い出の勘違いについて思い知らされます。

よく、人の愚痴話を聞いていると

本人が大真面目で、

親にひどいことをされたとか

姉に意地悪をされたとか

あの人が、この人が許せないんだとか話されます。

そして、本人は心の底からそうだった、またそうであると主張するのです。

私もそうでした。

ここに書かれている例ではこう書かれています。

大人になって、人前で発表をしようとすると

「そんなの嘘だ!」と言われそうで、スピーチ恐怖症になったというのです。

なんだか、よくある話のようですね。

そして、原因を探るために、

小さい頃の思い出で、何が起こったのかを聞いてみる事にしました。

すると

親は自分が欲しいものを買ってくれなかった。その怒りが爆発して

天井の電球が破裂したというのです。

驚いた両親がやってきて、何をしたのか？問い詰められた時に

「私は何もしていない。ただの怒りの感情で、勝手に電球が割れた」

と言ったのです。

すると親は、アナタは嘘つきだ！と言ったと言います。

とてもショックだったでしょう。

それがトラウマとなって心に残っていると言う事です。

ここまでで、どう思われましたか？

何が真実だと思いますか？

本人は心の底から、自分の怒りの感情で勝手に電球が割れたと思っているのです。

それは、自分には超能力があるからで、それは嘘ではない。本当の事だというのです。

なのに、親は自分を嘘つき呼ばわりをした！

酷い親と、かわいそうな自分‥‥の記憶。

この人にとっては、その記憶は真実なんです。紛れもなく、真実なんですね。

前章にも書かれていましたね。

嘘と真実についてです。

その具体例がこの章に書かれている事です。

スピーチ恐怖症の原因を探るため

もうひとつ、ある事を確認します。

それは‥

今現在にある、昔の思い出に似た現象についてです。

ここが、フラクタル心理学の面白いところになります。

必ず、種となる思考があれば、それは、

あらゆるところにフラクタルとして現象化するという理論です。

思考は現実化する100％例外なく

では、この方の場合何があったのでしょうか？

「‥アナタの周りに、似たような事をした方はいませんか？

電球を割った人？超能力が使えるという人です。」

すると

「います！あるひとが食堂の電球を割ったのです。超能力で割ったと言いますが、

別の人が影から見ており、その人は棒を持ってきてそれで天井の電球をわざわざ

割ったのです。その人はいつもそうなんです。」

何故なんでしょう。

必ず、種があれば同じような事が起こる、といういい事例ですね。

ここで原因がわかります！！

やっぱり、この人は小さい頃に嘘をいていたのでしょう。

脳がそれを誤魔化し、自分の見えない力によって割れたと記憶したという事です。

そして、現在の自分は、その記憶が真実であると思っているんです。

自分が嘘をついたなんて、そんなの嫌だからですね。

でも、周りの現象としては、

やっぱり、そうだと言い張る人が現れているということです。

そして、その人がいくら言い張っていても、

ちゃんと嘘であるということを見抜いているのです。

人のことであると正しく判断できるのは、感情が入っていないからですね。

そして、ここで、原因がわかるのです。

周りの現象として起こっている嘘をいう人に対して

「あの人、また嘘をついている！」と思うから、

この声が頭の中で響いて、自分に返ってくるんですね。

だから、スピーチをするときに

「そんなの嘘だ!」と言われそうで、スピーチ恐怖症になったということです。

本当にこの構造が全てであるということですね。

そして、思い出というものも、子供の脳で見たり感じたりした事なので

どうしても、大人の脳で見た場合には間違いであるということがあるのです。

でも、子供の時のその思い出は、子供の脳では真実です。

なので、子供の脳のまま大人になった場合

それがやはり真実であると思ってしまうのですね。

私たちは、そんなシステムの為に沢山の勘違いをしているのかもしれませんね。

さて、アナタはどんな勘違いをしているのでしょうか？

簡単なワーク【潜在意識書き換えプログラム】ですぐにわかりますよ。

是非一度受けてみてくださいね。