父を想う ②
- 2024.01.25
- ブログ
- カウンセリング、フラクタル心理学大阪, 一色真宇, 潜在意識、一元
こんにちは、カウンセラーmichicoです。
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私は父に対して、コンプレックスを感じていました。
父へのコンプレックスとは
大好きな気持ちと、大嫌いな気持ちが交互に絡み合っていて
複雑な気持ちです。
父を大好きであるから、自分を認めて欲しいという気持ちがあったのです。
つまり、自分が父から認めてもらえていないと感じていたという事です。
私には3つ上の兄がいました。
いつも、兄はよくても、私はダメだという事がありました。
例えば、友達のところへお泊りに行く事。
なかなか、行かせてもらえずにいた事をかなり怒っていました。
また、兄は持っているけれど、私は与えてもらえない事。
小さい事はずいぶんと忘れてしまったのですが、対応に差があると感じていました。
これも、当然ですね。
私は3歳も年下でしたから、させられないことがあったのです。
また、男の子と女の子という差のために
持っていない、持っているがあったのです。
私は、小さい頃からイヤリングをしていました。
兄はイヤリングを持っていませんでした。
その逆ももちろんあったのです。
以上のようなことですね・・・。
また、父の私への対応が、兄より厳しいものに感じていました。
お兄ちゃんは認められるのに、
私は認められなかった。と感じていたんです。
それもそのはず、兄はあまり父に反抗的な事を言わなかったです。
でも私は、言葉でかなり反抗的でした。
だから、厳しく言われたのです。
言っても、言い返すからですね。
だから、より厳しく言われたということです。
それが続くと、私が何もいわなくても、兄よりもより厳しい言葉で言われるという事になっていました。
これも当然ですね。
私は、父のいったら絶対だ!という態度や言葉がいつも引っかかっていました。
「俺の言ったことは絶対だ!これが正しい!」って感じだったんです。
他の者は意見も言えず、それに従う。
そして、そのことにすごく反抗的でした。
「俺が絶対なんて!絶対ないわ!」
「そんなに偉いんかぁ!」
そして・・・・私はそんな父にとても良く似ているんです。
その時は気づけなかったけれど・・・
そして私は、母によく言われました。
「白でも黒でもない、灰色があるのよ」って。
また一時期私は、
「正しさは、一つだけ」と思っていた頃があります。
いつも何が正しいのか模索していた頃だと思います。
確固たるモノが欲しかったのだと思います。
そして、色々な雑多な中にいて、必ず正しい事がこの雑多な中に一つあるんだ。それを探し出すんだと思っていたのだと思います。
自分が何を選べばいいのか?
今自分はこれを選んで間違いではないのか?
と、自分が選ぶ事が正しい事が、間違いであるのか?の答えが欲しかったのだと思います。
これも、フラクタル心理学に出会って答えがありました。
これだけが正しいというものはないのだという事を。
全て量の問題だけなんだという事を。
これが絶対的正解!の考え方には。
反対には絶対的な間違いが存在するんですね。
絶対的な神がいるから、他の神は神ではないんですね。
父が大切に手入れした庭の芝生 ⤵︎
一見正しい事のようにみえても、それが行き過ぎると・・あれ?と疑問に想えます。
絶対的な正解のはずが・・歪んでみえてくるのです。
この考え方は、東洋的ですね。
中庸
バランス
陰と陽
表裏
相対するものが、量のバランスで中庸となる。
甘さも、酸っぱさも、辛さも丁度いい状態。
いいですね。
もう一つ、父との思い出です。
結婚する前に、父と彼と私と3人で、父の運転で、日帰りの伊吹山への登山をしたんです。
登山を始めてすぐに。
ゲームをしようという事になりました。
じゃんけんをして負けた者が、全ての荷物をもって1合目まで登るというのです。
いいよ!
じゃ・ん・けん・ぽい! ぽい! ぽい!
「私の負け~??」
そして、3人分の荷物を背負って1合目まで勾配の坂を登りました。
その時、
「ようしゃないなぁ。まさか女性の私に?本気で背負わす?酷い父親や!」
としんどかった為に、強く思ったのを覚えています。
やろうやろうと言ったのは私だし、それ背負いたかったのも私だし、それをさせた父親を悪く思いたかったのも私だったのねって。
そして、それを彼にみせて、私可哀そうでしょう。って思いたかったのだと思います。
そうしたら、彼に甘えられるし大切にされると思ったんですね。
また違う面からみて。
本気でゲームをする父親が好きだし。
私が、女性だからって、少し軽くしてやろうなんて、ずるしない所が好きだし。
私を対等にみてくれていたということなんですね。
そう・・・・
私は父親に認められていなくて、認めて欲しいと思っていたんだけれど
父は私をちゃんと、対等に認めてくれていたんですよね。
そして、頂上で3人で食べたおにぎりは、すごく美味しかったね☆
写真もしっかり、映像で鮮明に覚えているよ☆
父親が、あなたで本当に良かった。
絶対。またあなたを選ぶよ。
本当に、本当にありがとうございました。
そして、私の方こそが、あなたの全てを認めていなかったことを心から謝罪いたします。
本当に申し訳ございませんでした。
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